批評活動に値する題材──大学漫研、本日の研究テーマは【先生へ、これが僕達の復讐です。】!
【漫研レビュー】先生へ、これが僕達の復讐です。|三崎の主題と演出を読む
ストーリーを研究する
何もなかった僕に、やりたいことや友達、たくさんのものを与えてくれた漫画がある。
FANZA
その作品に憧れて、いつか僕も…。そう思って部室で描き始めた1本の原稿。
「なぁ、出してみようぜ 持ち込み」
「お前がそこまで熱心に描いたんだ」
「挑戦してもいいと思うぜ」
友達に背中を押され、放課後はこもりっきりで原稿に取り組んだ。
* * *
ある日。
「ない…っ」「原稿が…」
「なんで…!」「誰か掃除でもしたのか…?」
「「「先生っ」」」
『なんです?』
「あっあのっ部室っ…キレイになってて…」
『…ああー…』『少し整頓しました』
「漫画っ…」「ネームも…原稿はっ…?」
『出しておきました』
「どこにっ…?」
『ゴミ。一部は廃品回収に』
『ボロ本に落書き』『特に問題ないでしょう?』
『部室もきれいになったし』
* * *
ゆるせない。ゆるせない。ゆるせない。
先生へ、これが僕達の、復讐です。
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●著:るりいろシュガー オリジナル同人作品
●カラー表紙+モノクロ本編60ページ作品
●JPEG版・PDF版
部員の議論
◆部長:序盤の布石が後半を導く。
◆副部長:成長曲線がリアル。
◆1年:再読で理解が深まった!
作画・コマ割りを研究する










部員の議論
◆副部長:余白の使い方が秀逸。
◆部長:繰り返し構図がテーマを補強。
◆1年:沈黙が語ってる!
注意:海賊サイトに気を付けろ!
資料の信頼度を担保する唯一の方法
◆副部長:非公式リンクは作者へのリスペクトを欠く。
◆部長:議論の土台は公式のみで固める。